湘南リラックスブログ

2025年5月20日 火曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

施設のスタッフさま方へボランティアマッサージを行っていく中で、
訪問患者様へは、どのような施術を行っているのか、また症状をどう緩和しているのかとご質問も多くいただきます。麻痺による拘縮についてもご質問は多く、施術を見ていただく事もあります。

麻痺による拘縮は、主に錐体路の遮断による筋収縮の優先によりおこります。筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで、スムーズに機能します。それが収縮の命令ばかりとなると、筋緊が続き、合わせて筋繊維や鍵が固くなり関節の拘縮へ繋がってしまいます。
アクセルとブレーキのブレーキが効きづらく、アクセルをずっと踏んだままになってしまう状況です。


拘縮がおきてしまう前に、頻回に施術を重ね、関節や筋を動かしていくことか大切です。ご自身での運動もサポートしつつ行っていきます。
ご自身で動かすことが難しい症状では、より拘縮がすすみやすい為、日を空けずに動かすことを重ね、筋肉や鍵を柔らかく保ち可動域を維持する必要があります。ご自身で力を抜けにくい方でも、施術により可動域は変化していきます。

今後もスタッフさまとも状況を共有し、施術を重ねることを大切に努めて参ります。



投稿者 湘南リラックス