湘南リラックスブログ
2026年3月13日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回は、めまいを引き起こす疾患の中でも、特に頻度の高い 良性発作性頭位めまい症 についてお話しします。
この疾患の特徴は、頭を動かしたときに起こる回転性のめまいです。
例えば、寝返りを打ったとき、朝起き上がるとき、急に後ろを振り向いたとき、うがいなどで上を向いたときなどに起こることがあります。
多くの場合、めまいは数秒から数十秒ほどで自然におさまります。吐き気を伴うこともありますが、難聴や耳鳴りが起こらないのが特徴です。
原因は、耳の奥にある内耳の異常です。内耳には体のバランスを感じ取る働きがあります。そこにある耳石という小さな粒がはがれ、三半規管の中に入り込むことで、リンパ液の流れが変化します。
その結果、実際には頭が動いていないのに「頭が動いている」という信号が脳に送られてしまいます。目や筋肉からの情報とのズレが生じることで、めまいが起こると考えられています。
治療としては、症状を和らげる薬物療法(抗めまい薬、循環改善薬、吐き気止め、抗不安薬など)や、平衡訓練(めまいのリハビリ)が行われます。さらに症状が改善しない場合には、頭位治療と呼ばれる治療を行うこともあります。
予防として大切なのは、適度に体を動かすことです。数週間ほど、1日20分程度のウォーキングを続けるだけでも、軽度の良性発作性頭位めまい症では改善が期待できます。
反対に、「めまいが起こるのが怖いから」といって頭や体をあまり動かさないでいると、耳石が三半規管の中に残ったままになり、症状が改善しにくくなることがあります。
良性発作性頭位めまい症の場合は、無理のない範囲で体を動かすことがとても大切です。次回もめまいの疾患についておはなしします。
投稿者 湘南リラックス





