湘南リラックスブログ
2025年6月13日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回は前回からの足裏の疾患つながりで、足底腱膜炎(足底筋膜炎)のお話しです。
足底腱膜とは字のごとく足の裏にある腱の膜のことです。踵の骨から足の指へつながっており、足のアーチ(土踏まず)の部分を支えるものです。荷重がかかる際に足にかかる負担を和らげる、クッションの役割をします。
この足底腱膜に負担がかかり、炎症を起こすのが足底腱膜炎です。炎症を起こす部位は踵付近が多いですが、腱膜の中央や指の付け根あたりにも起こります。
足底腱膜炎の症状としては初期症状では、朝起きたときに痛みを感じたり、歩行開始時に痛みがありますが歩いているうちに自然と治まってくることが多くそのままにしてしまいがちです。ですが、放っておくことで痛みが慢性化したりなどと治りにくくなります。さらにそれをかばうことで別の場所が痛くなってしまうこともあります。
足底腱膜炎の原因としてはスポーツによる走り過ぎや歩きすぎからくるもの、長時間の立ち仕事による疲労の蓄積、その他にも運動不足や加齢による筋力の低下などが挙げられます。足底への負担の蓄積と足底の筋力低下・柔軟性低下が大きな要因と考えられます。
次回は予防や治療法などを書いていきます。
投稿者 湘南リラックス