湘南リラックスブログ
2025年10月14日 火曜日
湘南リラックスブログ
本日は、先週の肩周りの疾患の流れで「上腕二頭筋長頭腱炎」についてお話しします。こちらの疾患は、その名の通り上腕二頭筋を使い過ぎることになどにより、二頭筋長頭腱に炎症がおきるというものです。スポーツだけでなく、デスクワークや家事などの日常動作からも起こりえます。
上腕二頭筋は肩関節から肘関節へと繋がっており、その始まりの肩関節前側で、骨と腱とが過剰に擦れあうことで上記の炎症が起きてしまいます。
特に、肘を伸ばしたままで腕を前方に上げたり、髪を結ぶような形で後ろに腕を回したりした際に痛みが生じやすいです。状況により何もしていくても肩の前側が痛むこともあります。
テスト法などを用いて、他の疾患(肩関節周囲炎、腱板断裂、頸椎椎間板ヘルニアなど)
と判別し、状態を確認して参ります。
痛みが生じた場合はまず休ませ、炎症そのものの回復を促していきます。そして少しづつ周囲筋から筋緊張を緩め、動きを出していきます。
全体に様子をみながらすすめて参りますので、気になる症状がありましたら是非ご連絡ご相談ください。
投稿者 湘南リラックス