湘南リラックスブログ

2025年10月17日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

朝晩がだいぶ涼しくなりました。気温の変化とともに気になるのが「血圧の数値」です。寒暖差が大きくなるこの時期は、血管が収縮し、血圧が上がりやすくなります。

今回は、前回のブログ記事「メタボリックシンドローム」に続き、血圧とも深く関係する動脈硬化症について取り上げていきます。

動脈硬化症とは、動脈の壁が厚く硬くなり、弾力性を失う状態を指します。血管が硬くなることで血流が悪くなり、心臓や脳など全身の臓器に十分な酸素や栄養が届かなくなる病気です。

原因としては加齢、高血圧、高脂血症(LDLコレステロールや中性脂肪の増加)、糖尿病、喫煙、運動不足・肥満などが考えられます。これらの要因が血管内皮を傷つけ、コレステロールなどが沈着して「プラーク」と呼ばれる塊をつくり、血管が狭くなっていきます。
こうした変化はゆっくり進み、自覚症状がほとんどありません。しかし、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気を引き起こすことがあります。

次回は動脈硬化症の予防、注意点などについて書いていきます。



投稿者 湘南リラックス