湘南リラックスブログ

2025年12月 5日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

今回はこの時期に注意が必要なヒートショックについてのお話しです。

寒さが厳しくなるこの季節、温かいお風呂は楽しみのひとつですが、「ヒートショック」と呼ばれる危険が潜んでいます。ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心臓や脳に負担がかかる現象のこと。暖かい居間から寒い脱衣所・浴室へ移動したときに起こりやすく、失神・心筋梗塞・脳梗塞など命に関わる事故につながる場合もあります。

とりわけ、高齢の方や高血圧・心臓病・糖尿病をお持ちの方は要注意です対策としては、入浴前に脱衣所や浴室を暖める、湯温を41℃以下に設定する、肩まで一気に浸からず徐々に入ることが有効です。また、食後や飲酒後の入浴は控えましょう。

「いつものお風呂だから大丈夫」と油断せず、入浴時には家族に声掛けを行い、長時間出てこない場合は様子を確認するなど、互いに見守り合うことが安全につながります。
寒い冬こそ、安全で心地よいバスタイムを。あたたかさの陰に潜む危険を知り、安心してお風呂を楽しみましょう。



投稿者 湘南リラックス