湘南リラックスブログ

2026年1月30日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

年明けから、まとまった雨がほとんど降らず、空気の乾燥が続いています。乾燥するこの時期は、インフルエンザや風邪に注意が必要ですが、あわせて気を付けたいのがノロウイルスです。今回は、ノロウイルスによる食中毒についてお話ししていきます。
食中毒とは、食中毒を引き起こす原因となる細菌やウイルスが付着した食品を摂取することで、下痢や腹痛、発熱、吐き気、嘔吐などの症状が現れることをいいます。原因となる菌やウイルスによって、症状の種類や発症までの時間は異なりますが、重症化すると命に関わることもある、決して油断できないものです。
その中でも、11月から2月にかけての冬場は、ノロウイルスによる食中毒が多く発生します。低温で乾燥した冬の環境は、ノロウイルスが生存しやすく、感染が広がりやすいためです。
ノロウイルスは他の食中毒をおこすウイルスよりもやっかいな点が多いです。感染力が強く、感染ルートも「経口感染」「接触感染」「飛沫感染」「塵埃(じんあい)感染※1」などが上げられます。また嘔吐や腹痛、繰り返す下痢など症状が激しいのが特徴です。発熱や頭痛、筋肉痛を伴うこともあります。高齢者や乳幼児などは、脱水症状を起こし重症化するなどで命に危険が及ぶこともあります。そしてノロウイルスに有効な予防接種や特効薬は未だなく、インフルエンザや新型コロナウイルスとは異なりアルコールでの消毒効果はありません。
次回はノロウイルスの予防と対策についてお話しします。


※1塵埃(じんあい)感染とは、空気中に舞い上がった細かなほこり(塵埃)に病原体が付着してそれを吸い込むことで起こる感染のことをいいます。ノロウイルスでは、感染者の嘔吐物や便が乾燥し、そこに含まれるウイルスが塵埃として空気中に舞い上がることで感染が広がることがあります。そのため、直接食べ物を介さなくても、同じ空間にいるだけで感染する場合があります。



投稿者 湘南リラックス