湘南リラックスブログ

2025年12月 9日 火曜日

湘南リラックスブログ

本日は坐骨神経痛について書いていきます。


坐骨神経とは、坐骨から出てお尻の筋肉の間を通り、下肢へと伸びる神経の名前です。熱さや痛みなどの感覚を脳へ伝えたり、脳から下肢を動かす指令を筋肉などへ伝えたりしています。坐骨神経痛は末梢神経の中では一番太く、長くなっており、途中で経路を分けながら、腰椎から足先へと伸びています。
その道のりの中で問題が生じると、経路にある殿部、下肢へと痛みが出ることがあります。この痛みを総称して『坐骨神経痛』と呼びます。

主な症状に、殿部から下肢への痛み、長時間の立位や座位の辛さ、前屈みもしくは腰を反らせると悪化、歩行時の痛みでしばらく休むと治まる、といったものがあります。(それぞれに症状は違い、また片脚のみのことも両脚に出ることもあります。)


原因の多くは腰部の疾患で『腰部脊柱管狭窄症』や『腰椎椎間板ヘルニア』などがあります。他にも臀筋の筋力低下や『梨状筋症候群(神経の通り道の梨状筋が張ることで神経が邪魔されおこる)』など多岐にわたりますので、症状が出た際には診察、検査を受け原因を探ることも大切になります。

状況によっては、姿勢や生活習慣を見直し、筋緊張をゆるめて筋力を改善していくことでも症状の改善へ繋がります。痛みや違和感が少しでも気になりましたら、まずはご連絡ご相談いただければと思います。



投稿者 湘南リラックス