湘南リラックスブログ
2025年12月12日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
寒さが強まる季節。患者様宅への出入りを繰り返すなかで、外の冷たい空気と室内の暖かさを行き来することが増えてきます。その際、急に鼻水が出たりくしゃみが止まらなくなることがあります。花粉や風邪ではないのに起こるこれらの症状は「寒暖差アレルギー」と呼ばれるもので、医学的には血管運動性鼻炎とされています。
原因はアレルゲンではなく、急激な気温差によって自律神経が刺激され、鼻の血流調整が乱れること。特に気温差が7℃以上になると発症しやすく、季節の変わり目や暖房の効いた室内と屋外を行き来したときに起こりやすいといわれています。疲れ・ストレス・睡眠不足で自律神経のバランスが崩れている人や、高齢者、筋肉量が少ない人、30~60代の女性に多い傾向があります。
寒暖差アレルギーには特別な検査はなく、風邪やアレルギー性鼻炎を除外することで診断されます。
次回は予防と対策についてお話しします。
投稿者 湘南リラックス





