湘南リラックスブログ
2025年6月20日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回は足底腱膜炎の治療と予防についてです。
治療法としては保存的治療法と手術療法の二つです。保存的治療法ではマッサージやストレッチを行ったり、かかとの部分に衝撃を吸収する素材が使われているインソールを使用することで痛みを和らげることができます。また非ステロイド性消炎鎮痛剤や湿布などで炎症を抑えます。ですが薬物療法のみでは痛みの改善は期待できますが、原因を改善しなければ再発することもあるのでインソールの使用や靴の見直し、マッサージやリハビリテーションなどを併用した治療が大切です。
保存的治療で改善が見られない場合や、重度の症状が続く場合には、手術が必要と判断されることがあります。この場合、かかとの骨にできた骨棘(骨の突起)を取ったり、足底筋膜の一部を取り除いたりする手術を行うことがあります。
足底腱膜炎の多くは、これらの治療法で症状が改善されます。
足底腱膜炎を予防するためには足やふくらはぎの筋肉を柔軟に保つためのストレッチを行うなどし筋肉や足底腱膜の疲労を貯めない様にします。また治療法にもあったように足に合った靴を選ぶ、インソールを使用するなどし足にかかる負担を軽減することが大切です。
足底腱膜炎は一度なってしまうと慢性化したり再発を繰り返す様になります。タコや魚の目の時と同様に偏った圧力などで発症することがあるため、予防としてマッサージや鍼きゅうを役立ててみて下さい。
投稿者 湘南リラックス