湘南リラックスブログ
2025年8月 1日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回は気象病の対処方と治療について書いていきます。
気象病は天候、気圧などの変化により自律神経が乱れ体調不良をおこす疾病だと前回説明させていただきました。
気象病は原因が自然現象によるものなので人の力でコントロールすることは出来ないため治療はそれぞれの症状を改善する"対症療法"が主体となります。頭痛に対しては鎮痛薬、めまいに対しては抗めまい薬、気管支喘息の悪化に対しては気管支拡張剤の増量やステロイドの点滴などが挙げられます。また漢方薬も一つの選択肢です。五苓散など、体内の気の巡りを改善し、頭痛やめまいなどの症状を緩和する効果が期待されます。体質や症状に合わせていろいろな種類があるので、医師や薬剤師などの専門家に相談することもおすすめです。
気象病へ自分で備える対処法として
は色々な工夫をしてストレスをためないようにすることです。
気象情報をチェックし、体調に合わせて服装や食事を調整したり、適度な運動、温泉や入浴、十分の睡眠などが大切です。
気温、気圧の急激な変化により自律神経のはたらきを大きく乱されることにより血行が悪くなり、肩や首が凝りやすくなります。体の平衡感覚をつかさどる内耳へも影響しめまいや耳鳴りなどの症状を引き起こすことも少なくありません。マッサージやはりきゅうにより自律神経のバランスを整えることにより、気象病の症状を軽減させることもできます。この時期、どうしても体調は崩しがちになります。気象病とその対処法をこころがけ、天気の変化で体調を崩さない心身をつくってきましょう。
投稿者 湘南リラックス