湘南リラックスブログ

2025年10月28日 火曜日

湘南リラックスブログ

本日は、前々回に続き肩周りの疾患についてお話しします。
その中の一つに「肩峰下インピンジメント症候群」があり、腕を上げたり回したりした時、また夜間などに肩関節に痛みがおこります。
こちらには、前々回にお伝えした上腕二頭筋長頭腱炎も含まれます。


原因は様々ですが、スポーツや同じ姿勢での過度な肩の使用、加齢による関節周囲の変化などがあげられます。
回旋筋腱板(ローテータカフ)と呼ばれる肩関節周囲の筋肉の中で、棘上筋という筋の腱が上腕骨と肩峰(肩甲骨の一部)の間で圧迫された状態をさし、そこに炎症が起きることで痛みます。


肩関節の前、側面への痛みや時には夜間痛も伴い、肩周りに強張りや可動域制限も起こりえます。進行すると痛みが増したり、筋力低下や上肢への放散痛も起こることがあるため、日常生活に支障をきたしやすいです。

炎症を鎮めながら休ませ、落ち着いた際に少しずつ動かし筋力や姿勢のバランスを整えていくことが大切なため、まずは診察、検査を受けることをおすすめします。お体で気になる症状がありましたら、まず一度ご相談ください。



投稿者 湘南リラックス