湘南リラックスブログ
2025年10月10日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の目安となる数値のお話です。お腹まわり(腹囲)がまず基準を超えているかどうかが最初のチェックポイントになっています。
日本での診断基準では、男性85cm以上、女性90cm以上が該当します。
さらに、次のうち2つ以上が当てはまるとメタボと診断されます。
○中性脂肪:150mg/dL以上
○HDL(善玉)コレステロール:40mg/dL未満
○血圧:130/85mmHg以上
○空腹時血糖:110mg/dL以上
メタボリックシンドロームの予防には、日々のちょっとした習慣が大切です。
まずは食事。腹八分目を心がけ、野菜から食べることで血糖値の上昇をゆるやかにします。脂っこいものや甘い飲み物を控え、夕食は寝る2〜3時間前までに済ませましょう。
運動も無理のない範囲で続けることがポイントです。通勤、買い物の際に少し歩く距離を伸ばしたり、階段を使うだけでも効果があります。
さらに、睡眠不足やストレスは生活習慣の乱れを招きます。しっかり休み、心と体のバランスを保つことも大切です。
そして最後に、体重や腹囲を定期的にチェック。
小さな積み重ねが、メタボ予防への第一歩になります。
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2025年10月 7日 火曜日
湘南リラックスブログ
先週に続き、手の痺れについて書いて参ります。手の痺れの症状が出やすい疾患の中に、「胸郭出口症候群」というものがあります。
こちらは腕や手指の神経や血管が、途中で圧迫されてしまうことで起きる症状の総称です。
神経や血管の通り道の中で、首の筋肉どおしの間、鎖骨と肋骨の間、胸筋の後ろ側など狭い場所がいくつかあり、そこで圧迫をうけると手などの痺れや痛み、力の入りにくさといった症状が起こることがあるというものです。
原因も様々ありますが、撫で肩や、重いものを何度も運ぶ、長時間の姿勢の乱れなどでも起こりますので、治療とともに姿勢改善や腕への負荷をなるべく無くすなどの対策も行いたいと思います。
テスト法などの検査も含め、胸郭出口症候群のなかでもどの場所に原因がありそうか、
もしくは同症状の出やすい肘部管症候群、手根管症候群、頚椎椎間板ヘルニアなどの他の疾患との判別など実際にお話を聞きながら丁寧におこなって参ります。気になる症状がもしありましたら、ぜひご連絡ご相談ください。
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2025年10月 3日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。運動の秋、芸術の秋、そして食欲の秋。新米やキノコ、さつまいもなど魅力的な味覚がそろう季節ですが、楽しむ前に気をつけたいことがあります。今回は「メタボリックシンドローム」について書いていきます。
世間では「メタボ」と呼ばれ、肥満を連想させる言葉として定着たメタボリックシンドローム。特徴としては、お腹の脂肪だけでなく「高血圧」「高血糖」「脂質異常」といった生活習慣病のリスクが重なって現れること。放っておくと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気につながる危険があります。
怖いのは、自覚症状がほとんどないことです。だからこそ健康診断の数値などが大きな指標になります。
次回はメタボリックシンドロームについての細かな数値などをみていきます。
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2025年9月30日 火曜日
湘南リラックスブログ
患者さまの中で、手足や太腿など、特定の場所に痺れを感じて来院される方も多くいらっしゃいます。
その中で手の痺れもご相談が多く、痺れる箇所や出方によって原因も様々です。
一時的な血行不良や神経圧迫によるものから、何らかの疾患により継続的に起こるもの、その中でも緊急性の高いもの、と様々な痺れがあります。
来院いただいた際に、状況に応じて問診や検査法などを通し、ご対応、ご案内させていただきます。
ここしばらく指が痺れるな、
このスポーツをしていて動きによって出てくるな、
など日常での症状を含め、少しでも気になることがありましたら、ぜひご連絡ご相談ください。
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2025年9月26日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、先週末から気温が落ち着き秋らしくなってきました。過ごしやすくはなりましたが、朝晩と日中の気温差で体調を崩す方も見られます。
私たちの体は、気温の変化に合わせて体温や血流をコントロールしています。その役割を担うのが自律神経。しかし一日の中で大きな気温差があると、自律神経はフル稼働し、知らないうちに疲弊してしまいます。この状態を「寒暖差疲労」と呼びます。以前、気象病を書かせていただきましたが、その中のひとつです。
症状はだるさや頭痛、肩こり、さらにはイライラや不眠まで。風邪や病気ではないのに調子が出ないときは、この寒暖差が影響していることも少なくありません。
対策の基本は気象病の時と同様に"自律神経を労わる"こと。軽い運動やストレッチで血流を整え、入浴で体を温めましょう。また服装で温度調節をし、体に急激な負担をかけない工夫も大切です。
季節の変わり目は、体にとって意外とストレスの多い時期。ちょっとした習慣で、自律神経を守り、元気に乗り切りましょう。
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