湘南リラックスブログ
2025年6月26日 木曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
脳梗塞の後遺症がある患者さんで、麻痺側ではなく健側の肘の痛みを訴えられる方がいらっしゃいます。いわゆる肘部管症候群なのですが、原因としては日常生活において、健側のみを使用せざるを得ない事で、肘に過度な負担がかかる為です。典型的な症状として、握力の低下や小指や薬指の痺れが挙げられます。施術では、尺骨神経の圧迫を引き起こしている筋肉や靭帯にアプローチをし、血流の促進や自律神経の調整を行い、自己治癒力を引き出します。
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2025年6月24日 火曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
当院では、藤沢市介護付き老人ホーム『藤沢エデンの園』にて、勤務されているスタッフの方々を対象にボランティアマッサージも行っております。
先日に伺った際は、『この人にもマッサージしてあげてもらえる?とても疲れているから』と、紹介いただいたスタッフさんに初めての施術を行いました。
その方は夜勤明けだったのですが、勤務中に色々なことが重なったそうで、かなり疲労感の強い状態でした。
勤務についてのこと、お体のこと、マッサージや鍼灸についてのこと、無理なく患者さんのペースで、ゆっくりお話ししながらの施術となりました。
施術後、体を動かしながら『動きやすい...かなり軽くなりました。』と仰って下さり笑顔で帰られる際に
『色々とお話しできて、気持ちも軽くなりましたよ。ありがとう』と更に言葉を下さいました。
短い時間ではありますが、体と気持ちの力を抜き、呼吸を整える場所としても鍼灸マッサージはとても有効です。
スタッフの方々へのボランティアマッサージや健康相談も随時受け付けております。よろしければ是非お気軽にご連絡下さい。
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2025年6月24日 火曜日
湘南リラックスブログ
先日記事にしたアイソメトリックトレーニングついて、少し深掘りしてみます。
アイソメトリックトレーニングとは、筋肉の長さを変えずに、ある一定の負荷をかけ続ける筋力トレーニングのことです。
アイソメトリックトレーニングの特徴:
筋肉の長さを変えない:
筋肉を収縮させたり、伸ばしたりせずに、ある一定の姿勢をキープすることで負荷をかけます。
静的な運動:
関節を動かさないため、静的な運動に分類されます。
高負荷:
比較的短い時間で、強い負荷をかけることができます。
場所を選ばない:
道具がなくても、自宅やオフィスなど、場所を選ばずに手軽に行うことができます。
アイソメトリックトレーニングの利点は
筋力アップ:
筋肉に強い負荷をかけることで、筋力アップが期待できます。
筋持久力アップ:
長時間、同じ姿勢をキープすることで、筋持久力アップにもつながります。
関節への負担が少ない:
関節を動かさないため、関節への負担が少ないトレーニングです。
などがあります。
これを狭窄症のトレーニングなどに応用ができます。
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2025年6月23日 月曜日
湘南リラックスブログ
一般的に「ぎっくり腰(急性腰痛)」は冬に多いと思われがちですが、
実は梅雨の時期にも多く発生します。
その原因の一つが、湿気や気温差による体の冷えと、
自律神経の乱れによる筋肉の緊張です。
これにより、日常の何気ない動作でも腰に負担がかかり、
急な痛みを引き起こしてしまうことがあります。
また、季節の変わり目は疲れが溜まりやすく、筋肉の柔軟性も低下しがちです。
「ちょっと違和感がある」「なんとなく腰が重い」と感じた時は、早めのケアが大切です。
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2025年6月21日 土曜日
湘南リラックスブログ
股関節の痛みがある患者が来院されました。
問診をしてみたら、臼蓋形成不全という事が分かりました。
今回は股関節臼蓋形成不全について説明します。
股関節とは、大腿骨(太ももの骨)の上端の骨頭(こっとう=丸くなっている部分)が、寛骨臼(かんこつきゅう)=臼蓋(きゅうがい=骨盤のくぼみ)にはまり込むような形になっています。
正常な股関節では、骨頭のおよそ4/5が寛骨臼に包み込まれています。そのため、安定性がよく、周辺の筋肉を使って前後、左右、あるいは回したりと、自在に動かすことができます。
歩行時には体重のおよそ3倍の力が加わります。
臼蓋形成不全とは、臼蓋(骨盤の骨)の発育が不良で小さく、骨頭を十分におおうことができない状態をいいます。体重の数倍の力がかかる関節ですから、骨頭をうける臼蓋の面積が狭いと、その狭い接触面に集中的に力が加わることになります。その結果、軟骨は早くすり切れてしまいます。
軽度の場合は筋力トレーニングをして保存療法をする事が多いです。トレーニングする筋肉は中殿筋になります。
中殿筋は、股関節を動かす筋肉の中でも立ったり歩いたりするときにとても重要な役割をはたします。中殿筋は、骨盤の骨と大腿骨を結んでいます。
片足で立ったときにバランスを保っていられるのも、この筋肉がしっかりと働いているからです。中殿筋の力が弱いと、骨盤を支えることができず体が傾きます。そのため、歩くときに体が左右にゆれてしまいます。
股関節等の痛みでお悩みの方は、湘南リラックスにご相談下さい。
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