湘南リラックスブログ
2025年7月 4日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回は痛風の治療と予防についてです。痛風の治療はそのまま予防にもつながります。
まずは生活習慣の見直しが重要です。食事内容を一度見直し、尿酸のもととなるプリン体を多く含む食品の摂取を減らします。具体例ではレバー類やイワシ、白子、カツオブシ、その他にもビールなどのアルコール類などプリン体が多く含まれるためそれらの摂取量を制限することが大切です。
また有酸素運動なども効果があります。ウォーキングやサイクリング、水泳などの軽めの有酸素運動が尿酸値を下げる効果があると言われています。ただ汗をかいたら水分をこまめに補給することが大切です。
生活習慣を見直した上でコントロール出来ない場合には内服薬を使います。痛風は血管障害のリスクも上がりますので、他の生活習慣病と併せてしっかり治療をする必要があります。
時期的にこれからむかえる夏場は大量に汗をかきます。そのため脱水状態となり、血液中の尿酸値が上がり痛風発作のひとつの要因になることがあります。特に汗をかいた後は十分な水分補給が必要です。
痛風は日ごろの生活習慣が発症に大きな影響を及ぼす疾患です。ストレスや肥満やお酒を避け、水分をしっかりとり有酸素運動をすることで痛風を予防していきましょう。
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2025年7月 3日 木曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
私が担当している患者さんの中には、心臓ペースメーカーを入れている方が数名おられます。
心臓にペースメーカーが入っている方でも訪問リハビリマッサージを受ける事は可能です。
施術の際には、腕や胸に過度の負荷がかからないようにしています。また手技での施術の為、低周波治療器等は用いません。
患者さんの身体の状態に合わせた施術をさせて頂きます。
施術に興味を持たれた方は、是非一度ご連絡下さい。
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2025年7月 1日 火曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
当院では、藤沢市介護付き老人ホーム『藤沢エデンの園』にて、勤務されているスタッフの方々を対象にボランティアマッサージも行っております。
施術を行うなかで、熱中症についてのお話になりました。自身でも周りでも気をつけていきたい、怖いものですよねと注意を新たにしました。
全国で暑さが高まる中、高齢者の方でも熱中症は多くみられ、先月頃から特に注意を必要としています。
暑いと判断した際、体は自律的に血流量や汗を増やし体内の熱を放出します。ですが高齢の方はその働きの開始が遅くなり、また働きの量も低下してしまいます。
体内の熱が放出されにくく、また、喉の渇きや暑さも感じにくいため、深部体温の上昇に繋がってしまいます。
施設さまで徹底されているように、室温管理につとめ、計画的に水分をとる必要があります。
また気温や湿度を気にしてみていくことも、意識することに繋がります。
今年も本当に、暑く長い夏になりそうです。体を一番に大切にして、乗り越えて参りましょう...!
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2025年6月28日 土曜日
湘南リラックスブログ
ふくらはぎ〜アキレス腱に痛みがある患者さんが来院されたので、アキレス腱炎について解説したいと思います。
アキレス腱炎とは、ふくらはぎの筋肉と踵の骨をつなぐアキレス腱に炎症が起きる状態を指します。スポーツをする人に多く見られますが、日常生活での負担や加齢によっても発症することがあります。
症状は、痛み・腫れ・強張り・可動域制限などがあります。
原因は、スポーツ活動・肉体労働・筋肉の柔軟性低下・合わない靴の使用・疲労の蓄積・加齢など、アキレス腱への繰り返しの負荷(オーバーユース)が原因と考えられます。
アキレス腱炎の治療法は、まずは安静にする事が最も重要です。炎症が強い急性期や運動後はアイシングをする事によって痛みや腫れを軽減します。痛みが落ち着いてきたら、ストレッチや筋力トレーニングなど再発防止の為にリハビリテーションをしていきます。
この様な痛みや症状でお困りの方は湘南リラックスにご相談下さい。
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2025年6月27日 金曜日
訪問鍼灸マッサージブログ
今回も足に痛みが生じる疾患、痛風を取り上げます。と、言っても足の親指に痛みが出やすいだけで症状が現れるのは足の親指だけではありません。親指以外の足の指や足首、足の甲、アキレス腱の付け根、膝関節、手の関節にも激しい痛みが起こることがあります。
痛風の原因は血液中の尿酸が関係しています。ストレスや偏った食生活などから血液中の尿酸が高まり高尿酸血症という状態になります。その状態が長く続くと尿酸が結晶化し関節で炎症を起こします。この状態を痛風発作と呼びます。発作が現れた部位は赤く腫れあがり痛みを伴います。関節炎は1週間程度で徐々に治まっていきます。消炎鎮痛剤の使用で痛みは軽減できます。しかし症状が無くなっても体内の尿酸が消えて無くなる訳ではないためそのままにしておけば痛風発作を繰り返します。
治療をしない状態が長引けば腎機能の低下から腎不全になることもあります。痛風は男性に多く見られます。自分の知り合いでも女性で痛風になったという方はあまり聞いたことがありません。
次回は痛風の治療と予防についてです。
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