湘南リラックスブログ

2026年3月11日 水曜日

湘南リラックスブログ

先日から上肢の痛みについてまとめています。
今回は肩周りの症状について、その中から肩関節の『前面』に痛みのでるものについてお話しします。

これらは似た症状を示すので、慎重に判別していく必要があります。


痛みや動きの制限、熱感などを感じた際には、早めに医療機関への受診をすることで、回復に繋がります。気になる事がありましたら是非ご連絡ご相談ください。


『上腕二頭筋長頭腱炎』


肩関節と肘関節をまたいで付く上腕二頭筋の、肩関節部分におこる炎症。二頭筋の一部(長頭)が結節間溝という骨の溝を通っていますが、腕の使いすぎや転倒などにより負荷がかかると、その部分で腱の炎症がおこることがあります。

腕を上げたり背中側にまわしたりすると肩前面で痛みが出ます。また炎症が強い際は夜間や安静時に痛む事もあります。

『肩関節周囲炎』


四十肩、五十肩とも呼ばれ、長年の積み重なりによる肩関節周りの筋緊張から症状がおこります。可動域がせばまり様々な箇所で炎症、痛み、癒着が起こり痛みが生じます。(腱、腱板、滑液方、関節包など)

初期は寝ている時の夜間痛が出ることもあります。数ヶ月から1年程を経て自然治癒していくことも多いですが、痛みが徐々に治るに合わせ施術していくことで、回復が早まりやすくなります。合わせて徐々に運動も加え、可動域の維持、回復に努めていくことも大切です。

『石灰沈着性腱炎』


関節周りにカルシウムの結晶が沈着しておこる炎症。激痛をともなうことが多く原因は不明とされています。(加齢や血流障害によるものとの見方もある。)レントゲンで石灰が白い影としてうつるので判別されるます。
徐々に沈静化することが多いですが、初期は強い炎症と激痛が伴い、後期は拘縮が残り可動域が狭まる可能性もあるので、状況に応じた治療が必要となります。


次回は肩関節の他の箇所に痛みが出る疾患についてお話しします。


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2026年3月 6日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

朝、ふと立ち上がった瞬間にクラッとしたり、天井がぐるぐると回ったように感じたり。こうした症状を訴える患者様がいられます。こうしためまいは、誰にでも起こりうる身近な症状です。今回から、めまいについて数回に分けてお話していきます。
めまいにはいくつかのタイプがあります。周囲が回っているように感じる回転性のもの、体がふわふわと揺れるような浮動性のもの、立ち上がったときに血の気が引くような立ちくらみなどです。めまいを発症する代表的な疾患としては、良性発作性頭位めまい症 、メニエール病、起立性低血圧などがありますが、他にも耳や脳の病気からくるものもあります。次回からはめまいと関係する病気をひとつずつみていこうと思います。

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2026年3月 4日 水曜日

湘南リラックスブログ

先月から上肢の痛みに関してまとめておりますが、今回は手指に症状の出るいくつかの疾患についてです。


様々な疾患がありますが、そのなかでまず『ばね指』『手根管症候群』についてお話しします。

『ばね指』


指にもスムーズな動きを行うための腱があり、腱を指から離れないようにしているベルト通しのような働きをするのが腱鞘です。


前腕(肘から指先まで)の使い過ぎなどにより筋緊張が高まると、腱と腱鞘も擦れてしまったりと各所(手首や指)で炎症がおこりやすくなります。

こうした腱鞘炎が指でおこった際に、腱の働きがスムーズにいかなくなり、指のつけ根の痛み、腫れ、熱感などがおきてきます。主に朝方に症状があり、日中は動かしていくことで軽減する場合もあります。
更に進行すると、腱に引っかかり(通過障害)が生じてしまい、曲げ伸ばしでばねのような現象がおきる事があります。これをばね指と呼びます。


指や手の使いすぎで起こることが多く、更年期の女性、妊娠出産時の女性にも多くみられます。リウマチや糖尿病の際にもみられますので原因をよくみる必要もあります。

『手根管症候群』


手根管とは手首の掌側にある、骨や靭帯に囲まれたトンネル状の空間のことで、こちらを通るものの一つ、正中神経という神経の圧迫によりおきる手指の痛み、痺れをさします。


人差し指や中指の痺れや痛みからはじまり、悪化すると親指の付け根の筋力低下や、ボタンかけなどの細かな動きができなくなる...といった症状が起こりえます。


やはり原因としては、腕や指の使い過ぎなどが多くみられます。


どちらも初期の段階での治療が望ましくはありますので、気になることがありましたら是非ご連絡ご相談いただければと思います。


また腕や指先のマッサージやストレッチなど、よく使った際などにはこまめに行うことで、症状が起きにくい体づくりをすることも大切になります。

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2026年2月25日 水曜日

湘南リラックスブログ

前回から腕の痛みについてまとめております。

今回は、手首に生じる痛みについてです。


手首にも数種の疾患があり、症状も様々です。

その中で『ド・ケルバン病』『TFCC損傷』と呼ばれる疾患についてお話しします。


『ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』は、手首親指側にある腱2本(親指を外側へ開く働きの腱と、親指を甲側へ伸ばす働きの腱)を包んでいる『腱鞘』という筒が炎症を起こす、腱鞘炎の一種です。


痛みは親指への腱が通る腱鞘の位置、親指側の手首のところに出てきます。

手首を小指側へ倒す動きをすると、特に痛みます。

『TFCC損傷』は手首の小指側にある軟骨と靭帯(TFCC)が、外傷などによって損傷して起きる疾患です。
症状としては、ドアノブを回したり、瓶の蓋を開けたりする際に小指側手首に痛みが生じたり、腫れや引っかかりを感じたりします。


いずれも転倒などの外傷や、使い過ぎにより起こり、運動時痛だけでなく、腫れ、熱感、動作時の引っかかり感などを感じる事もあります。

基本的には安静にし、腫れや熱感のある際は冷却すると症状が和らぎます。

他にも関節リウマチや骨の損傷など、手首の痛みを伴う疾患との判別をすることも必要となりますので、痛みが気になった時には是非ご連絡、ご相談ください。

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2026年2月18日 水曜日

湘南リラックスブログ

今回から腕の痛みについてまとめていきたいと思います。

今回は肘から手首にかけての痛みを生じる『上腕骨外側上顆炎』と『内側上顆炎』についてお話しします。


まず『外側上顆炎』の方はテニス肘とも呼ばれ、外側(親指側)の肘の痛み、炎症のことを言います。こちらは主に手首を甲側に曲げる伸筋の付着部での痛みになります。
また『内側上顆炎』の方はゴルフ肘とも呼ばれ、こちらは内側(小指側)の肘の痛み、炎症のことを指します。こちらは主に手首を手の平側に曲げる、屈筋の付着部での痛みとなります。


どちらの症状も日常や、テニスなどのスポーツでの腕のオーバーユースにより生じる肘の痛み、炎症のことを言います。

肘の外側(親指側)または内側(小指側)に圧痛があり、重いものを持ち上げる、ドアノブをひねる、タオル絞り、ペットボトルの蓋を開けるなどの動きで痛みが生じやすく、初期は動作時に出ますが、悪化すると安静時に痛むことがあります。

セルフでのストレッチとしては、外側が痛む場合は手首を手の平側にゆっくりと曲げて暫くキープするもの。内側が痛む場合は、逆に手首を甲側にゆっくりと反らせて暫くキープするものが有効です。
いずれもいきなり力を入れずゆっくりと伸ばし、無理のない角度で数秒キープするようにしましょう。

しばらく休ませても改善がみられない場合や悪化する場合には、なるべく早い通院、診断が必要です。
気になる際には是非お早めにご連絡ご相談ください。


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