湘南リラックスブログ

2026年3月25日 水曜日

湘南リラックスブログ

季節の変わり目になり、だんだん暖かくなってくる中、体調も不安定になりやすい時期ですね。
今回は、そういった時にも起こりやすいお腹の症状の中で、患者さまから質問もあった便秘についてです。

東洋医学での便秘は、エネルギーの不足や停滞などでおこる大腸の機能低下と捉えられます。

また、タイプとして

①ストレスや緊張で自律神経が乱れておこるもの

②食生活の不摂生、ストレスなどで体内に熱がこもりおこるもの

③加齢や慢性病などで水分や血液が足りずおこるもの

④体力不足や胃腸の弱りで、エネルギーがまわらずおこるもの

と、おもに大きく4つに分けられます。

院では実際にお話を聞きながら、症状の出方に応じて使う経絡(ツボ)や施術方法を決めていきます。


今回はセルフケアとして、ご自身でも使いやすい経絡(ツボ)をいくつかご紹介します。


・合谷(ごうこく)

→手の親指、人差し指の間の、人差し指側にあるくぼみ。自律神経を整える。

・支溝(しこう)

→手の甲側で、手首から指4本分下側にある。便秘の際の特効穴として用いる。

・天枢(てんすう)

→お腹に2箇所で、おへそから左右どちらとも、指3本分外側にある。

・大巨(だいこ)

→天枢と同じくお腹に2箇所。左右それぞれの天枢から指3本分下側にある。天枢と合わせて優しくほぐすようにすると良い。

・足三里(あしさんり)

→膝の下にあり、膝下の外側(小指側)から指4本分下がったところにある。


無理のない範囲で、ぜひ用いてみてください。

それぞれの経絡(つぼ)を無理のない強さでゆっくりと押す(10秒ほど)または揉むことを目安に3セットくらい行うと良いと思います。

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2026年3月20日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

今回は、めまいを引き起こす疾患の一つであるメニエール病についてお話しします。
この疾患の特徴は、回転性のめまいが突然起こり、数十分から数時間続くことです。めまいに加えて、耳鳴りや耳の詰まった感じ、難聴を伴うのが特徴です。
メニエール病は良性発作性頭位めまい症と異なり、じっとしていてもめまいや吐き気が続きます。メニエール病は発作を繰り返すと言われており、やがて耳鳴りや高度の難聴となることがあります。発作の無い時は無症状となりますが、再び症状が出現することもあるので注意が必要です。

メニエール病の原因は耳の内耳(平衡機能や、音を感じるところ)の内リンパと呼ばれるところが水ぶくれを起こした状態になることで、めまい、耳鳴り、耳閉感、難聴が起こる病気です。メニエール病の多くは片側の耳に起こりますが、両側に発症する方もいます。
治療は、抗めまい薬や吐き気止め、利尿薬などによる薬物療法が中心です。また、ストレスや疲労をためない、規則正しい生活を送ることも大切です。マッサージや鍼きゅうも効果がみられストレスや首肩の緊張を緩めることで、体調面からのサポートにつながる場合もあります。
メニエール病は、生活習慣の見直しと治療を組み合わせながら、うまく付き合っていくことが大切な疾患です。次回は前庭神経炎についてお話ししていきます。

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2026年3月18日 水曜日

湘南リラックスブログ

先日から上肢の痛みについてまとめています。今回も肩周りの症状について上げていきます。


『腱板断裂』

肩甲骨と上腕骨を繋ぐインナーマッスルである4つの筋肉を、回旋筋腱板(ローテータカフ)と呼びます。棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉の総称で、肩関節をしっかりと安定させて、腕の回旋運動を担っています。

腱板断裂はこれらの筋肉と骨との間に断裂が起き、炎症、痛み(夜間痛もおこりやすい)、腕の挙上困難、髪を洗うなどの動作時痛、肩を動かすと異音がする...などの症状が現れることを言います。

原因は加齢や使いすぎ、外傷などがみられます。


『肩峰下インピンジメント症候群』

腕を動かした際に、肩峰(肩の骨)と腕の骨との間で腱(棘上筋腱)や肩峰下滑液包が挟まったり擦れたりして痛みを感じる疾患のことを呼びます。
肩関節周囲炎との違いとしては、肩峰下インピンジメント症候群のほうは腱などの挟まりがあると痛むので、痛む範囲が比較的分かりやすくなります。
腕を上げていき60〜120度の角度で痛みが強まり、それよりも上げていくとまた痛みがひくことが多いです。

また夜間痛など安静時痛や、動作時の異音が出ることもあります。

原因は加齢や使いすぎ、姿勢や筋力バランスの乱れなどと考えられます。


いずれの疾患も、自己判断は難しいですので、痛みや動きの制限、熱感などの違和感を感じた際には、早めに医療機関への受診をすることが大切になります。
気になる事がありましたら是非ご連絡ご相談ください。

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2026年3月13日 金曜日

訪問鍼灸マッサージブログ

今回は、めまいを引き起こす疾患の中でも、特に頻度の高い 良性発作性頭位めまい症 についてお話しします。
この疾患の特徴は、頭を動かしたときに起こる回転性のめまいです。
例えば、寝返りを打ったとき、朝起き上がるとき、急に後ろを振り向いたとき、うがいなどで上を向いたときなどに起こることがあります。
多くの場合、めまいは数秒から数十秒ほどで自然におさまります。吐き気を伴うこともありますが、難聴や耳鳴りが起こらないのが特徴です。
原因は、耳の奥にある内耳の異常です。内耳には体のバランスを感じ取る働きがあります。そこにある耳石という小さな粒がはがれ、三半規管の中に入り込むことで、リンパ液の流れが変化します。
その結果、実際には頭が動いていないのに「頭が動いている」という信号が脳に送られてしまいます。目や筋肉からの情報とのズレが生じることで、めまいが起こると考えられています。
治療としては、症状を和らげる薬物療法(抗めまい薬、循環改善薬、吐き気止め、抗不安薬など)や、平衡訓練(めまいのリハビリ)が行われます。さらに症状が改善しない場合には、頭位治療と呼ばれる治療を行うこともあります。
予防として大切なのは、適度に体を動かすことです。数週間ほど、1日20分程度のウォーキングを続けるだけでも、軽度の良性発作性頭位めまい症では改善が期待できます。
反対に、「めまいが起こるのが怖いから」といって頭や体をあまり動かさないでいると、耳石が三半規管の中に残ったままになり、症状が改善しにくくなることがあります。
良性発作性頭位めまい症の場合は、無理のない範囲で体を動かすことがとても大切です。次回もめまいの疾患についておはなしします。

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2026年3月11日 水曜日

湘南リラックスブログ

先日から上肢の痛みについてまとめています。
今回は肩周りの症状について、その中から肩関節の『前面』に痛みのでるものについてお話しします。

これらは似た症状を示すので、慎重に判別していく必要があります。


痛みや動きの制限、熱感などを感じた際には、早めに医療機関への受診をすることで、回復に繋がります。気になる事がありましたら是非ご連絡ご相談ください。


『上腕二頭筋長頭腱炎』


肩関節と肘関節をまたいで付く上腕二頭筋の、肩関節部分におこる炎症。二頭筋の一部(長頭)が結節間溝という骨の溝を通っていますが、腕の使いすぎや転倒などにより負荷がかかると、その部分で腱の炎症がおこることがあります。

腕を上げたり背中側にまわしたりすると肩前面で痛みが出ます。また炎症が強い際は夜間や安静時に痛む事もあります。

『肩関節周囲炎』


四十肩、五十肩とも呼ばれ、長年の積み重なりによる肩関節周りの筋緊張から症状がおこります。可動域がせばまり様々な箇所で炎症、痛み、癒着が起こり痛みが生じます。(腱、腱板、滑液方、関節包など)

初期は寝ている時の夜間痛が出ることもあります。数ヶ月から1年程を経て自然治癒していくことも多いですが、痛みが徐々に治るに合わせ施術していくことで、回復が早まりやすくなります。合わせて徐々に運動も加え、可動域の維持、回復に努めていくことも大切です。

『石灰沈着性腱炎』


関節周りにカルシウムの結晶が沈着しておこる炎症。激痛をともなうことが多く原因は不明とされています。(加齢や血流障害によるものとの見方もある。)レントゲンで石灰が白い影としてうつるので判別されるます。
徐々に沈静化することが多いですが、初期は強い炎症と激痛が伴い、後期は拘縮が残り可動域が狭まる可能性もあるので、状況に応じた治療が必要となります。


次回は肩関節の他の箇所に痛みが出る疾患についてお話しします。


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